遠赤外線ヒーターの種類について

遠赤外線ヒーターは電気暖房器具のひとつで、排気が汚れないので窓を閉め切った部屋のなかで使うことができます。

部屋の空気を汚さないので換気は必要最小限でよく、暖まった空気を失う機会を減らせるので光熱費の節約にもなります。遠赤外線ヒーターは波長が3から1000ミクロンの電波を放射し、金属以外のほとんどの物質に吸収されるのです。仕組みとしては抵抗体に電流を流し発熱させ、遠赤外線を放出して衣類や身体を暖かくします。使用する抵抗体の素材や構造によって、暖かさは少し違ってきます。

遠赤外線ヒーターにはハロゲンやカーボンなどの種類があり、ハロゲンヒーターは近赤外線の放射が多いのですが、カーボンヒーターは遠赤外線の放射量が多く電力もハロゲンの半分ほどで同程度に暖かい暖房です。ハロゲンヒーターはハロゲンランプを熱源としており、石英管被覆のニクロム線に電流を流して抵抗体を発熱させ、光と熱を発生させます。

石英管内部にはハロゲンガスを混入させ、ハロゲンサイクルの働きで内蔵されているフィラメントから蒸発させ、タングステンが石英管に付着することなく壊れる寸前まで高い発熱効率を維持します。そのため消費電力の80%以上を熱に変換させます。一方のカーボンヒーターはニクロム線ではなく不活性ガスを充填した石英管に、炭素繊維を入れた発熱体を熱源として利用します。ハロゲンヒーターよりも遠赤外線の放射効率が良く、電気エネルギーを遠赤外線に変化させるのはハロゲンの2倍です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *